2014年7月アーカイブ

夏のアトピー対策

アトピーは、冬に症状がひどくなる人もいれば、夏にひどくなる人もいます。
夏のアトピー対策は、当事者にはもちろん、普通肌の人にも良いスキンケアになってくれます。
夏は、十分に潤っているように見えますが、冷房の効いた部屋に長くいれば、肌が乾燥し、アトピーも悪化します。夏のアトピー対策としては、外気との温度差が5度以内に収まるようにするのがコツです。いっそ少々昭和チックに、扇風機主体に切り替えれば、冷やし過ぎの心配が減り、家計的に節電にもつながります。

サンサンと陽光が降り注ぐ季節、夏のアトピー対策は、紫外線にも要注意です。紫外線の影響で、肌のバリア機能を低下させるので、アトピーには悪いのです。日傘、帽子などは必須、その上でUVカット効果のある服を着れば万全です。

日焼け止めについては、普通タイプは、アトピーに悪い成分が多く要注意です。そこで、夏のアトピー対策には、日焼け止めは、いささか高くついたとしても、肌を刺激するような成分が入っていない、無添加のものがベターです。

また、汗をよくかく夏は、入浴・洗顔・スキンケアも重要ポイントです。体を洗うのにゴシゴシ洗うと、肌に刺激になりアトピーを悪化させる元なので、刺激の少ない石けんで、よく泡立てた泡で汚れを包み込ませるように、優しく洗うのがコツです。洗顔後は、クリームや乳液などで、保湿ケアも忘れずにです。

さらには、食生活の内容も、夏のアトピー対策の基本となります。油分の多いものや甘いものは控えめにが、アトピー対策の基本ですが、夏は特に、冷たいものには要注意です。少量ならまだしも、度が過ぎれば体が冷えて、アトピーを悪化させます。

夏のアトピーの保湿

夏は、それも高温多湿の日本にいると、肌がいつも十分に潤っていると錯覚しがちです。
ですが、紫外線やエアコンの効いた室内など、意外と乾燥が進みやすいものです。アトピーを悪化させないよう、保湿ケアは、夏でも大切な対策方法となります。
夏に限った話ではありませんが、アトピーの人のスキンケアの基本は、保湿と清潔です。肌に着いた汗・皮脂・ホコリなどの汚れを、そのままにしておくと、表面に雑菌が繁殖し、かゆみや炎症の原因となります。毎日シャワーを浴びたり入浴したりして、夏の肌を日常的に清潔に保つことが大切です。

夏など汗を大量にかく季節は、アトピーの人は特に、1日2、3回こまめにシャワーを浴びてから、保湿ケアをすると良いでしょう。
運動して汗だくになった時はもちろん、すぐにシャワーを浴びて、肌を清潔に保つよう心がけます。

入浴やシャワーに際しては、石けんやシャンプーは刺激の少ないものを使い、肌をこすらず優しく洗うのがコツです。
眉間、小鼻のわき、わきの下、首、関節のシワがある部分は、意識して丁寧に洗う必要があります。この際、お湯が熱かったり、保湿効果の高い入浴剤の使用で、かゆみが出ることがあるので要注意です。

汚れを洗い流したら十分にすすいで、石けんやシャンプーの成分が、肌に残らないようにすると、アトピーの悪化防止になります。入浴後は、仕上げに水かぬるま湯をかぶると、肌表面の温度が下がり、かゆみが出にくくなります。

なお、アトピーがひどく、かゆみや赤みがひどい場合は、シャワーだけにすると良いでしょう。入浴後は、ほてりが治まり、肌が潤っているうちに、保湿剤を塗って、乾燥予防と相成ります。

夏のアトピーの服装

服装によっては、肌を刺激し、アトピーを悪化させる原因になることがあります。
夏は、全体的に薄着になる傾向はあるとはいえ、夏ならではの注意が必要です。
アトピー体質の人は特に、服装は素材に何を使っているかは要注意です。
汗を多くかく夏は、通気性が良く、汗をよく吸い取ってくれるのがポイントです。

基本的に、アトピーの人の服装は、木綿や絹などの自然素材のものが、比較的無難です。
特に、農薬や化学肥料を抑えて栽培された綿を原料にした、オーガニックコットンは、夏も快適に過ごせる素材であると、評判になっています。

逆に、ナイロンやレーヨンなどの化学繊維は、肌を刺激することが比較的多いので、注意が必要です。
個人差が大きいので、化繊が悪玉とは必ずしも言えませんが、肌に何か違和感があったら、服装をチェックする必要は十分にあります。

また、下着については、ゴムなどによる締め付けが、きつかったり逆に緩すぎたりして、肌に刺激になり、アトピーを悪化させることがあります。
女性では、ワイヤー入りブラジャーのワイヤー部分が、かゆみやかぶれの原因になり得るので、夏用は特に、肌への負担が少ない服装を選ぶのがオススメです。

なお、店頭や通販で購入した衣服は、おろす前に水洗いしてから身に着けるのが原則です。
服装についていたホルムアルデヒドなどの化学物質が落ち、アトピー対策にもなります。

夏は、洗濯回数が増える季節でもありますが、洗剤は界面活性剤の含有量が少ないものを使うのが鉄則です。柔軟剤は、かゆみを起こさなければ使用可です。むしろ、柔軟剤で、肌触りがサラサラになり汗を吸うため、かゆみの予防効果までも期待できます。

夏にアトピーが悪化

夏になると、アトピーが悪化するという患者は多くなるようです。
また、他の病気を併発したりすることもあって、何かしら対応に追われ続ける季節でもあります。
アトピーが悪化する原因にはいろいろとありますが、夏に限れば、紫外線と汗の影響が、その最たるものに挙げられます。
したがって、この2点の対策をしっかり取れば、暑い季節も快適に乗り切れると言っても良いくらいです。

まず、紫外線は浴びすぎれば、活性酸素の影響で肌バリア機能が低下し、アトピーが悪化しやすくなります。
最近では、PUVA療法やナローバンドUVB療法などの紫外線療法を実施するクリニックがありますが、素人が紫外線を無防備に浴びているだけでは、肌荒れを悪化させる原因になるだけです。
夏の外出は特に、帽子、日傘、日焼け止めなどで、完全防備が必要です。

次に問題になるのは汗で、アトピー体質の人は、残った老廃物が刺激になり、湿疹を起こさせやすくすることがあるので要注意です。
体でも汗がたまりやすい部位、衣服などで肌がこすれて刺激を受けやすい部位には、夏は特に注意が必要です。

そうかといって、汗を全くかかない生活もありえません。
第一、適度な運動は、肌への治療効果を高めてくれさえします。
重要なのは、汗をかいた後のスキンケアなのです。
スキンケアの基本は、汗をかいた後は、濡らしたタオルで汗をぬぐうなり、シャワーを浴びるなどして、汗がダラダラの状態を、早期に解消することです。
そのままにしておくのはNGで、アトピーの悪化につながります。
日常的には、夏の衣服は、生地が汗の吸収力が高いもので、ゴムなどで体への締め付けが「適当」であるものがオススメです。

エアコンのカビとアトピー

体質や環境など、アトピーの原因はさまざまですが、カビが原因である場合、アレルギーと併発しやすいものです。
エアコンの調子がおかしいからと、カバーを取ったら、フィルターやファンなどに、カビがびっしりとこびりついているのを発見するに至って、諸悪の根源はこれだったのか! と啓示を得る思いがするものです。
エアコン内部は、カビにとって快適な環境であるらしく、アトピー患者にとっては、症状悪化の元凶たり得ます。
掃除の手が届きにくいところですが、清掃を専門に行う業者があります。

エアコンの掃除は、自分でもできるでしょうが、やった後で機械の調子がおかしくなったというケースはままあることです。しかも、掃除が不十分で、カビが完全に取り切れていないと、後で大発生する元となるので、アトピーの人は特に、安全を期して、専門業者に頼んだ方が賢明かもしれません。

もっとも、最近のエアコンは、フィルターの自動掃除機能がついた機種が増加傾向にあります。
掃除の手間が省けるというのがセールスポイントなのでしょうが、カビやダニの発生を抑えられるという点で、アトピーの人には朗報となっています。

他にも、フィルターがステンレス製で常に清潔を保てる機種、プラズマを使用した空気清浄機能がついている機種など、除菌効果を高めた機種が、各メーカーから販売されています。
アトピーの人には、そういった機能の有無も、エアコン選びのポイントになります。

そうはいっても、いくら大丈夫でも四六時中、冷房の効いたヘアにい続けるのはNGです。時には汗を流すのもよしで、後でシャワーや入浴で汚れを落とし、保湿ケアをすれば何ら心配はありません。

エアコンの掃除でアトピー対策

エアコン内部のダスト汚れやカビが生えたままにしておくと、アトピーを悪化させることがあります。
そこで、掃除をする必要がある訳で、それを専門にする業者は増加傾向にあるようです。
大体、梅雨明けごろを中心に、エアコンクリーニングのチラシが入ることがあります。
アトピー対策のこともあり、猛暑到来の前に業者にクリーニングを依頼しても良いのですが、コツをつかみさえすれば、掃除は自分でもできないことはありません。

最初に、エアコンの外側に始まり、吹き出し口、吸い込み口も、掃除機、雑巾、ブラシなどを使って、きれいに掃除します。特に上部にたまったホコリは見落としがちなので、忘れずにキレイに拭きます。
フィルターは、特にホコリがたまりやすいので、アトピー予防のためにも念入りに掃除します。
この時、使わなくなった歯ブラシと研磨剤があれば重宝します。
フィルターの網目部分にはホコリが入り、それをベースにカビが繁殖するので、アトピーの原因になり得ます。
それでも、歯ブラシに研磨剤をつけて、こそげ落とせば、何だか拍子抜けするくらいキレイになります。

エアコン内部のファン部分の掃除は、市販されているスプレーを吹き付けます。
ファンに対して直角に、景気よく十二分に吹き付けるのがコツです。
廃液は勝手に、室外機から流れ出ていくので、後処理は特に不要です。

一連の作業を済ませた上で、エアコンを30分ほど、送風にすれば完了となります。
作業に当たって、アトピーの人はホコリをモロに吸わないよう、マスクなどで防御するとベターです。
もっとも、自家掃除は隅にホコリやカビが残るなど、プロよりも劣るのは認識しておくべきポイントです。

エアコン洗浄とアトピー

エアコン内部は、しばしばカビが特に発生しやすい部分です。
冷房の最中に、カビ胞子が室内にまき散らされれば、アトピー悪化の原因となるので、大事に至る前に、洗浄をキッチリと行っておきたいものです。
エアコン内部は構造上、ホコリや水がたまりやすくなっています。
水の方は、一定の量がたまると、外へ排出される仕組みになっていますが、洗浄せずに長い間使わないでいると水がたまったままになります。
そこへ付け込んで、カビなどが大発生し、アトピーを悪化させる元凶となるのです。

特に、旅行で長い間家を空ける夏季や冷房の使用が終わる9月は要注意です。
エアコン内部の、暗くてジメジメした環境は、アトピーの敵、カビにとってはパラダイスなのです。

エアコンを長く快適に使い、アトピーを予防するためにも、こまめな洗浄は欠かせません。
外側を洗浄してから、本体カバーをはずし、分解可能な部品も外し、ホコリやカビを除去します。
ホコリがたまりやすいフィルターは、月1回ほど要らなくなった歯ブラシなどで、汚れがひどい場合は研磨剤をつければ、汚れが小気味よく落ちてくれます。
手の届かないファン部分は、市販の洗浄スプレーを十分に吹き付け、廃液は室外機から自然に出ていくのに任せれば、とりあえずは完了となります。

再運転の前は、送風を30分ほどするのがオススメです。
取りきれなかったホコリがあらかた排出され、カビの再発生を防ぐ効果があります。
もっとも、汚れの初期段階であれば、自家洗浄で十分なのでしょうが、激しく汚れている場合は限界があります。
あまりにひどい状態なら、アトピー養生の観点からも、エアコンクリーニング業者に一任するのが確実です。

アトピーが悪化する季節

アトピー患者の中には、夏や冬など、季節限定で症状が悪化する人がいます。
原因はよくは分かっていないのですが、体質や環境に対する感受性の違いにより、何タイプか分かれるのが原因であるというのが、大方の見解となっています。

まず、夏になると決まって、アトピーが悪化するという人は多いのですが、こちらは汗に対して敏感に反応してしまうタイプであると言えます。
入浴は毎日するのが当たり前として、運動などで汗をかいた後は、シャワーをこまめに浴びるようにして、肌を清潔に保つのが大切です。
さらに、夏は紫外線を大量に浴びる季節でもあり、肌のバリア機能の低下が心配されます。
帽子、日傘、日焼け止めなどの対策グッズで、UVケアが欠かせません。

一方、冬にアトピーが悪化するという人がいます。こちらの方は、乾燥に対して敏感に反応してしまうタイプだと言えます。年間で乾燥が激しい季節は、保湿ケアを重点的に行うことです。

夏・冬の他に、春か秋に悪化するという人もいます。春にはスギ花粉、秋にはブタクサやヨモギ花粉で、花粉症が流行する季節です。
花粉症の人は、アトピーを併発していることも多く、目の周りや鼻の下が赤くなる症状が出るのは、典型的なものです。こういったタイプの人は、花粉症対策から始める必要があるのです。

また春は、就職・人事異動、進級・進学などで、生活環境に大きな変化が現れる季節でもあります。
生活習慣が乱れたり、ストレスがたまったりで、アトピーが悪化することがあります。
ストレス解消を図るのはもちろんですが、栄養バランスの良い食事、趣味、運動などで、ストレスを解消するうちに、症状が軽減されることがあります。

季節の変わり目とアトピー

季節の変わり目に、アトピーが悪化するという人は多いようです。
気温や湿度が変化途上にあり、暑いのだか寒いのだか、気分的にも安定しない季節は、自覚はしていなくとも、生理的に相当のストレスになっているのでしょう。

アトピーは、ストレスも大きな原因に挙げられます。
例えば、夏から秋への変わり目に、夏バテだとかいって体調をくずす人は多いのですが、これなぞも、季節の変わり目がストレスとなり、体がついていけない状態になった現れと言えます。
ストレス過剰は、身体的・精神的に好ましくはないので、趣味や運動などで速やかな解消が求められます。季節の変わり目限定で、かゆみや湿疹など、アトピー症状が現れてくるのは、早期発見がしやすい「メリット」があります。

また、秋から冬への変わり目に、症状が悪化するという人は、ストレス以外に、乾燥が原因である可能性があります。
アトピー性皮膚炎の患者の皮膚は、潤い成分セラミドの量が、普通の人と比較し少ないことが分かっています。その上、角層が薄くもろく、水分を逃しやすく、外部刺激や異物の侵入に対しナーバスになる悪循環を抱えています。
そこで、乾燥する季節は特に、乾燥対策が必要になります。基本は、保湿、清潔です。

肌の汚れには、汗やホコリなどの刺激物が多く存在するので、入浴やシャワーで、やさしくキレイに洗い流すことが大切です。
石けんやシャンプーなどの成分も、アトピー悪化の原因たり得るので、洗った後は、洗い残しがないよう、しっかりと洗い流すことです。
入浴後は、保湿ケアです。
ワセリンがベストですが、ベトつき感が嫌いな人には、界面活性剤が入っていないクリームなども可です。

アトピーのかゆみがつらい季節

アトピー患者の中には、季節に応じて、かゆみが出る人がいます。
春だけとか、夏だけとか、時期を限って現れる症状に対しては、対策を立てるのが比較的かんたんなのが、せめてもの救いです。
まず、アトピーが夏にひどくなるという人は、汗対策を重点的に行うと良いでしょう。
肌に汗や皮脂などの汚れが残った状態が続くと、雑菌が繁殖し、かゆみや湿疹の原因となります。
こまめにシャワーを浴びるなどして、肌を清潔に保つのがポイントです。入浴後に、冷水かぬるま湯を浴びると、肌表面の温度が下がり、かゆみを抑えることができます。

正反対に、冬にアトピーがひどくなるという人は、乾燥対策に重点を置くべきです。
乾燥が激しい季節は、肌も乾燥しやすくなります。
加湿器などで湿度を適切に保つことが大切です。湿度は50%ぐらいが適当です。

他には、春か秋にかゆみが出るという人もいます。スギ花粉が舞う春、ブタクサやヨモギ花粉が舞う秋は、花粉症が流行し、アトピーを併発することもあります。
花粉が大量に舞う季節は、まずは花粉症対策からということです。

また、春は、入学、就職、その他、何かと生活環境に変化が生じやすく、ストレスが発生しやすい季節でもあります。
ストレスも、アトピーを悪化させる原因たり得るので、花粉症でもないのに、かゆみがひどいという場合、まずは疑ってみる必要があります。
思い当たる節があれば、趣味や運動などで、できるだけ速やかにストレスを解消することが必要です。

どの季節に悪化するかは、検査では判明せず、殆ど患者本人の体験がカギとなります。かゆみが出やすい時期は、環境を整えるなどして、念入りな対策が必要になります。

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